夏休み特別企画！
『アカウミガメ物語』 （前編）
わっせ～～ わっせ～～ 
ああ しんど～
あ、どうも！ 主人公のアカウミガメでえ～す！
性別は メスです！ だってえ～ これから産卵するんですモン！
アタシたちアカウミガメって 毎年同じ浜で産卵するので
白鶴浜に来たのも これで三度目くらいかしらねえ～～
関係者の皆様 毎度 お世話になっておりますう～～
白鶴浜っていってもさあ～～ 白い鶴なんて 一匹もいやしない
・・・と、軽く一発ボケをかましたところで・・・ さて上陸、上陸！
ウォータープルーフのマスカラと口紅 荒波にもとれてないでしょ！
あら いやだ！ 目の前に階段があ～～！
迂回したら 産卵に最適の砂浜があるのは わかってんのよね
だって ここに来たの 三度目なんだから～～
でもねえ 目の前に階段があると つい登りたくなっちゃうの
だって 上昇志向なんだもん・・・と、またまたしょ～もないボケを
かましつつも ちゃんと階段は避けて 産卵できる砂浜に到着！
後足で タマゴを産み落とすための穴を掘っちゃうのよ～
ねっ！ 見かけによらず 器用でしょ～～（笑）
さてと ・・・ いよいよ メインイベント！
今年はこれが初めての産卵をしちゃうわよお～～！
げっ！ 辺りに誰もいないことを確認したはずなのに
いつの間に アタシの目の前に陣取っちゃってる 今時ロン毛の
オッサンと 腕白そうなおチビちゃん！！！
やだ～～ そんな かぶりつきで 産卵を観察するつもり～～？
でも もう穴掘っちゃったし いまさら場所変えするのもメンドウだし
はいはい とくと ご覧あれ 生命誕生の神秘！
アカウミガメの産卵シーンですよお～～！
プチ四郎「 んん～～！」 ハク「 アナタがリキんでどうすんですかあ～ 」
イラスト Ｋ（ケイ）
あ、おチビちゃん！ まだよ まだよお～～
もちょっと 待っててねえ～！ こちらにも心の準備というものが・・・
よしっ！ そろそろ 産みまっせ～～
もうこうなったら いつもよりたくさ～ん 卵を産んじゃうわよお ♪
ん？？？ あれれ～～ そこのお二人さあ～ん！
どうしたのお～？ 急に 何処へ行くのお～？
こらこらあ～～！ こっちに覚悟させといて 最後まで とくと
アタシが産卵するとこ 見届けんかいっ！！！
後編に続くっ！！！
はたして ふたりに何が起きたのお～？？？
初代管理人です！
最初におことわりしておきますが これは アカウミガメの
正確な生態ではありません！
なんせ アカウミガメに関しては ド素人のワタシ！
（ もちろん アオウミガメに関しても～～！）
だいたい アカウミガメが産卵のために上陸する時間って
午後９時～午前３時頃みたいだし・・・
そのわりには 上のイラストは 青空だし～～
炎天下 砂浜に座ってたら おしりヤケドしそうだし～～
そもそも アカウミガメ しゃべらないし～～
お化粧なんて ゼッタイしないし ・・・
みんなの会長さんからツッコマレそうなことって もっと
ありそう～～（笑）
では 後編をお楽しみに～～～！