『銀天デパート物語』 第三話
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☆デパート出現!?☆
イラスト☆K(ケイ)
K(ケイ)です!
執事のキタ・・・ もとい ミナミさんの説明だと 商店街の
入り口に建設中の五階建てのデパートは 一部の内装を
残して ほぼ完成しているってことだけど・・・
そりゃあ確かに ずう~っと以前 商店街の入り口には
三~四階建ての《@@デパート》ってのはありましたよ
でももうとっくに取り壊されて 更地になって・・・ 今は
駐車場になってるはずなんだけどなあ~~???
『K's BAR』の閉店のため このところ 慌しい日々を
過ごしていたアタシは 周りの状況に気を配る余裕が
無かったことは 確かなんだけどさあ~~
でも そんな大きな建物が建設されていたんだったら
いくらなんでも 『K's BAR』がある路地にも 何かしら
騒音が聞こえてきたはずなんだけど・・・???
五階建てのデパートですって??? ウッソー!!!
「 じゃあ これから一緒に 商店街の入り口まで行って
デパートが建っているのかどうか 確かめましょうよ!」
って 執事のキタ・・・ もとい ミナミさんに言ったんだけど~~
「 ワタクシ これからすぐに 東京に戻らなくてはいけません
天草エアラインのダッシュエイトの出発時刻も 迫って
おりますので これにて失礼いたします
これからのことは デパートの五階にある事務所の
書類棚にある《デパート経営のマニュアル》を
じっくりとお読みくださいませ 」
とかなんとか言いながら 彼ったら お寿司屋さんの勘定を
済ませると ソソクサとアタシの前から立ち去ってしまった!
「 ちっぽけな 『K's BAR』だって まともに経営できなかった
このアタシが デパート経営ですってえ~!!!
こんなド素人に デパート経営ですってえ~!!!
冗談はよしてよ~! 執事のキタさあ~ん!」
「 執事のミナミですっ!」(いいかげんに覚えてねっ!)
*おことわり*
『銀天デパート物語』は 地元を舞台にしている性格上
実在の地名・施設・お店なども登場しますが
これはあくまでフィクションであることを ご了承下さい
*** 織田の《銀デパ》おまけトーク ***
Kさんのお店でバーテンダーをしていました 織田です!
この第三話だけでも 『K's BAR』って名前が 三回も登場
して・・・ 気になるでしょう?(笑)
知り合いから譲り受けて BARを経営していたKさんですが
まったく下戸だし お客様の相手もウマクないし 経営手腕も
からきし無いし・・・
だいたい BARと喫茶店を混同しちゃって 《カレートースト》
なんか メニューに加えようとしたり・・・
とにかく このヒトには デパートの経営なんて
ぜ~ったい無理! 先が思いやられます(苦笑)
ところで バーテンダーは 僕の仮の姿!
本当は・・・ ん~~ 『銀天デパート物語』がコケたら
次は 僕を主人公にして欲しいから 今は ヒ・ミ・ツ ♪
では またいつか お会いしましょうね~~