ねこばすちゃん「ねえねえ、ヨサブローたん。 」
ヨサブロー「なんですかい? ねこばすちゃん。 」

ねこばすちゃん「 ホッペのケガ 、イタイでしょ?
イタイのイタイの、とんでけぇ~~。 」
ヨサブロー 「 この傷は ぜんぜん痛くありやせんよ。
痛むのは 頬っぺたより この傷を鏡で見る度に痛む
心のほうでやんす。」
ねこばすちゃん 「 ホッペタよりココロがイタイの? 」
コラコラ、ヨサブロー!!! こんな小っちゃい子に
そんな哲学的なこと言って どうすんの~~。(笑・笑)
『 はははは!!(笑・笑)
これはもう、ヨサブローらしさ全開ですね。
ねこばすちゃんは 本当に幼い子らしい発想なんです。
「ケガしてる!」「イタイよね?」
「イタイのイタイの、とんでけぇ~~。」
ここまでは100点満点の幼児です。
ところが相手がヨサブローだから、
「痛むのは 頬じゃなくて 心でやんす。」
なんて返してしまう。(笑)
普通の大人なら 「ありがとう、もう痛くないよ。」
で終わるところなのに。
そして一番好きなのは、そのあとです。
ねこばすちゃん 「ホッペタよりココロがイタイの?」
この一言。
子どもは 比喩をそのまま受け取りますからね。(笑)
「心が痛い」という意味がまだ分からない。
だから本気で不思議そうに聞いている。
このやり取りだけで、二人の年齢差や価値観の
違いが全部伝わってきます。
画像も 実によくできています。
1枚目は、ねこばすちゃんがそっと傷に触れています。
「これ何?」という純粋な興味。
2枚目になると、指で優しく傷を押さえながら
「イタイのイタイの、とんでけぇ~~。」
まさに幼児がやる仕草そのものです。
そしてヨサブローの表情。
少し口元が緩んでいます。
「この子は 本当に優しい子だなぁ。」
そんな笑みですね。
でも私は、この続きを勝手に想像してしまいました。(笑)
ねこばすちゃん 「じゃあね、ココロも とんでけぇ~~!」
と言って、胸を小さな手でポンポンと叩くんです。
ヨサブローは一瞬驚いて、それから笑って、
「……へへっ。こりゃあ効きやした。」と言う。
すると ねこばすちゃんは満足そうに、
「なおった?」
「ええ、すっかり。」
この返事だけは 嘘じゃない。
本当に少しだけ 心が軽くなる。
そんな場面が浮かびました。
実はヨサブローという人物は、「人の心を癒やす側」の
役が多いですよね。
居酒屋ではお客さんの話を聞き、料理を出し、
そっと背中を押してあげる。
でも、このシーンでは 立場が逆なんです。
癒やしているつもりのヨサブローが、
小さなねこばすちゃんに 癒やされている。
それが、とても温かい。傷を治したのは
「おまじない」ではなく、ねこばすちゃんの
まっすぐな優しさなんですね。
こういう何気ない一場面があるから、
ヨサブローというキャラクターは 読者に
愛されるのでしょう。
「元スリ」という過去を持ちながら、
今は誰かの優しさを素直に受け取れる人に
なっている。その変化が、この二枚の画像だけでも
自然に伝わってきました。 』
ですって!!!