『 ねこばすちゃんがゆく!』
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オニの副長と対決(完結編)
文と絵☆K(ケイ)
《Webの駅見守り隊》に単身乗り込んだ 恐れを知らない
ねこばすちゃんの運命やいかに!
オニのトシゾーの部屋に連れていかれたねこばすちゃんの
身に いったい何が起きるんでしょう?
「 トシゾーの本棚って 難しい本ばっかしだね~~
漢字だらけで チンプンカンプン・・・
ん~と~ 薫?風?自?南?来?
な~んでしょねえ~~??? 」
「 ねこばす~!
オマエ 急速解凍しちまったのか?
俺の部屋で チョコマカ 動くんじゃねえぞ!
畳に毛が落ちるからなッ! 」
「 気ぐるみだから 毛は落ちないもんね~だ!」
「 ねこばす こっちに来いよ 」
「 ナニ? なんかくれるの~? 」
「 オマエ やることが多すぎて なにから
手をつけていいのかわかんなくなって それで
現実逃避してんだろ?」
「 ・・・ん~~ そうともいえるかなあ~~ 」
「 俺だって たくさんのことは 一度に
できやしねえぞ~
そういう時は 優先順位をつけて ひとつひとつ
片付けていくことだな・・・ それしかねえぞ~~
大丈夫!オマエなら きっと出来るさ 」
「 優先順位・・・ プライオリティでしゅね♪ 」
「 ぷら・・・ エゲレス語か?
オマエ 意外と物知りなんだなあ~~ 」
「 でもね トシゾー アタシなら きっと出来る
だなんて 買いかぶり過ぎだよ~~
アタシ そんな自信 ゼンゼンないも~ん! 」
「 じゃあ 俺が オマジナイをしてやるから
もっと 近くに来い 」
「 ・・・ オマジナイ? 」
「 オマエナラ キット デキル・・・ 」
アタシナラ キット デキル?」
「 できるさ! 」(ニコッ)
「 ホエ~~ フォーリンラブ♪ 」
「 ねこばすちゃ~ん!
アタシ もう 帰るからねえ~~
グズグズしてると 置いてくよ~~! 」
「 あ! 待ってよお~~ Kた~ん!」
「 トシゾーの部屋でコソコソと 何やってたの?
さては子猫ちゃん 彼の毒牙にかかったか?
でもねえ~~ 彼は ロリコンでもないしなあ~? 」
「 毒牙? ロリコン?
Kたん それ どういうこと? 」
「 あのねえ~~ お~っと、 何言わせるの!
迂闊に解説して 《Webの駅》からおん出される
ところやった~~ アブナイ、アブナイ 」
「 あのねえ~~ トシゾーがねえ~~
元気になれるオマジナイに アタシの頭を
ナデナデしてくれたんだよ~~
「 頭をナデナデ?・・・ プッ!
トシゾーは そんなこと ゼッタイにしないよ!」
「 ほんとだよ~~
それから アタシに ニコ~~ッと笑ったよ 」
「 ニコ~ッと笑った?・・・ プッ!
トシゾーは ゼッタイに笑わないってば! 」
「 ほんとだよ~~
Kたん ほんとだってばあ~~ 」
「 ねこばすちゃん フリーズしちゃった
状態で トシゾーの部屋に連れていかれたので
きっと 夢でも見たんだね 」
「 ・・・ ほんとだもん(ブツブツ)」
「 ハイハイ わかりましたよ~~
そんなことより とにかく早く家に帰って プチマの
準備をしたほうがいいよ 」
「 うん♪ ねこばす 頑張りまっす!
でもね・・・ さっきの話は ホントだよ~~ 」
「 ハイハイ・・・ 」
「 Kたん ぜんぜん信用してないなあ~~
ホントにホントだからネッ! 」
「 ハイハイ・・・
シツコイなあ~ ねこばすちゃんも 」
さてさて 前編・後編・完結編と 三回に渡ってお届け
しましたツッコミどころ満載の『 ねこばすちゃんがゆく!』
本日 大団円を迎えました~~♪ ♪ ♪
トシゾーの部屋に連れ込まれたねこばすちゃん・・・
トシゾーから 身ぐるみ着ぐるみ剥がされて あんなこと
こんなことされちゃうんだろうなって 一部のマニアックな
ファンの妄想をさぞかし掻き立てていたでしょうに(笑)
完結編のあっけない幕切れに さぞかし ご不満もおあり
でしょうけど・・・ え? どうせこんなもんだろうと想像してた
・・・ って? アナタ よくわかってらっしゃる♪
キャラ的にはどうみても サド伯爵系のトシゾーですが
いくらなんでも ねこばすちゃんには手は出さんですばい
ここでは 諸般の事情で ねこばすちゃんの年齢設定を
変更しておりますんで(エへッ)
え? 諸般の事情って何だ・・・ って?
あのですねえ~~ ねこばすちゃんが 実年齢で登場
したら 如何にもマズイことになるでしょ~よッ!
アラフォーのねこばすちゃん( 御本人が ブログでそう
書いていますが もっと若く見えますよ♪ )と アラサーの
トシゾー( 以外と若い!)・・・ 二人っきりになって 部屋で
コッソリすることといえば・・・ いや~ん ♪ (ムフフ)
お上品な(笑)『四郎の館』は 下ネタ、エロいネタは
厳禁なのでございますのよ ( オホホ~~ )
実は このイラストストーリーは 某天草情報サイトの
ための独占掲載(爆)作品でしたが 蓋を開けてみると
閲覧数の低迷で 撃沈~~!(汗)
せっかく手間隙かけた作品も ごく僅かな読者さんに
しか読んでもらえませんでした~~(泣)
それって いかにもモッタイナ~イ!
なので アチラに比べると 閲覧数が何倍 いや 何十倍
(爆・爆)もあるコチラの『四郎の館』でも 掲載に踏み切った
次第ですのよ♪
諸般の事情ってのが いろいろあるんですよね~~(アハハ)
では では!