『 ねこばすちゃんがゆく!』
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オニの副長と対決(後編)
文と絵☆K(ケイ)
さてさて 《かたらんな見守り隊》に単身乗り込んだ
恐れを知らないねこばすちゃんの運命やいかに!
「 あ、Kたんだあ~~ ♪
よかったあ~~ 元気そうで 」
「 あのね 屯所に来てから ヨッサンの
美味しい料理で 一貫目ほど太っちゃった(プッ) 」
「 歯止めが利かねえ太りようだな~~ 」
「 グサ・グサ・グサ~~ッ!
まあ そのとおりではあるけどね~~
あれ? ねこばすちゃん なんでこんなところに
いるの? 」
「 なんでって・・・ トシゾーが Kたんを
《本音を書きすぎ》の刑で禁固一ヶ月の刑にした
って ブログで読んだから 様子を見にきたんだよ 」
「 トシゾー・・・ 呼び捨てかい!」
「 アタシのこと 心配してくれたの?
そりゃあアリガトねえ~~ ねこばすちゃん 」
「 どういたましてェ~~(あ、噛んだ)
Kたん その荷物は なあに~~??? 」
「 コレ? ワークショップ用の材料だよ♪
和紙って けっこうカサ張っちゃうのよね
ねこばすちゃんは もう準備万端整ったの?
まあ アタシのこと心配して 屯所にやって来る
くらいだから 余裕綽々か~~ 」
「 ・・・・・ え!? 」
「 ねこばすちゃんたち ポルトの
二階で ハンドメイドの販売会するんだよね
アタシも その日 ねこばすちゃんたちの会場の
すぐ近くで ワークショップやるんだよ 」
「 ・・・・ あっ!!!(汗) 」
「 なんだ ねこばす そんな大事の前に
こんなところで ウダウダしててもいいのか?
ん!? まさか 忘れていたわけではないだろな? 」
「 そ、そのまさかです~~
Kたんに言われて 思い出したあ~~ 」
「 ウソ~~(汗) マジっすか? 」
「 こがんところに来るヒマなんて
なかったとに・・・ そういえば 先月の末 Kたんから
一ヶ月なんてアッという間ですよってコメも
もろとったばい~~(汗)」
「 オマエ ネコの手も借りてえほど
忙しいって言ってたよな
いろいろとやることが多すぎて 何から手をつけて
いいのか
わかんなくなって 現実逃避しちまった
んじゃねえのか?
早くウチに帰って準備したほうがいいぞ!
隊士たちに 何か 手伝わさせようか?」
「 アララ~~ 意外とおやさしいのね
でも ねこばすちゃんの作品は 針仕事なんだから
男の人たちには 無理ば~い!
アタシもゼンゼンダメなんだけどね(テヘッ) 」
「 ・・・・・・・ 」
「 とにかく オマエたち トットと
屯所から出ていけよな 」
「 言われなくても 出ていきますって!
もう 屯所には 用はないもんね~だ!
さっ! ねこばすちゃん 帰ろ! 」
「 ・・・・・・・ 」
「 あれ? なんだか さっきから
固まっちゃってるよね ねこばすちゃん
現実問題を突きつけられて 《フリーズ》
しちゃったのかなあ??? 」
「 どうやら 《しょっく療法》が必要らしいな 」
「 ねこばす 俺の部屋に ちょっと来い! 」
さて トシゾーの部屋に連れ込まれたねこばすちゃんの
運命やいかにッ!!!
ショック療法って やっぱり アレなのかしらん(イヤ~ン♪)
トシゾーって キャラ的にはどうみても サド伯爵系だし・・・
ねこばすちゃん 大ピ~~ンチ!!!
一部のマニアックなファンの妄想を掻き立てている(笑)
『ねこばすちゃんがゆく!』ではありますが 今回は
このへんで!
これが『四郎の館』ではお馴染みの 前編・後編・完結編
形式でございますのよ(爆)
このイラストストーリーは 先月の29日に 実際に(笑)
ポルトで開催されたKのワークショップと ねこばすちゃん
たちのハンドメイドの作品販売会を題材にしております
では 次回こそ ほんとに完結しますよ~ン♪